S.H.Figuarts 仮面ライダー響鬼






「本物感」と「可動」の追求

同じ「真骨彫」でも、カブトと響鬼にはまったく異なる機構が取り入れられています。

close‐up

仮面ライダーカブト

特徴的な複眼のモールドは、より本物に近づけるために、パーツの裏に実際に彫りこんでいます。

また、天を指すポーズや銃を持つポーズ、ライダーキックが無理なく再現できるよう、両腕の動きに合わせて胸部が可動する構造になっています。

close‐up

仮面ライダーカブト
仮面ライダー響鬼

close‐up

仮面ライダー響鬼

音撃棒を振り上げるポーズを無理なくとらせるために必須だったのが「肩甲骨の可動軸」。これはS.H.Figuartsとして初の試みでもあります。

また、股関節の隙間を埋めるパーツが実装され、響鬼のシンプルなボディラインをより本物に近づけています。

close‐up

仮面ライダー響鬼

ベーシックラインと真骨彫の違いとは?

原型完成までの作業工程数

真骨彫
ベーシックライン

アナログでの造形作業 デジタルでの造形作業


原型だけをとっても、ベーシックラインは9工程で製作することに対し、真骨彫製法では15工程を経て製作を行っています。
繊細で細やかなニュアンスの再現が得意なアナログ造形、精密で高精度のデジタル造形それぞれのストロングポイントをハイブリッドした手法こそ、真骨彫製法の根幹を支えるものなのです。


仮面ライダー響鬼
仮面ライダー響鬼
仮面ライダー響鬼

真骨彫製法を生み出したクリエイターとは?

S.H.Figuartsだけでなく、TAMASHII NATIONSブランドを手掛ける歴戦のクリエイターが集結。真骨彫には彼らの並々ならぬこだわりが込められている。

原型制作 長汐 響

真骨彫の仮面ライダーカブトから原型を担当してみて、次に響鬼が決定した時は、「自分の作り方がよりハマるな」と思いました。造形的にはデフォルメを最小限に抑え、劇中のイメージに近づけることを最優先にして制作しました。真骨彫シリーズはじっくりと時間をかけ、常に新しいことを盛り込みながら、チームで制作していく、S.H.Figuartsブランド内の言わばF-1的ポジションです。関節もキャラクターに合ったものを毎回新規で作成しています。個人的にこだわらせてもらった「男の美尻造形」も皆さんに受け入れていただいたようで嬉しく思います。「響鬼」は仮面ライダーシリーズの中でも最も好きな作品の一つです。デザインはもちろんですが、スタッフの「本物を届けたい」というメッセージも素晴らしいと思います。先にも触れましたが、複数の原型師が会社の垣根を超えてチームで原型を作るということは、かなり珍しいことです。制作者全員の思いが詰まった「響鬼」がたくさんの方々に届くことを願っています。

設計 三橋豊彦

お預かりした原型が、響鬼の肉感的な力強いデザインを巧みに再現したものでしたので、その雰囲気をうまくデジタルに落とし込めるかプレッシャーがありました。仕事を進めるにあたりTVシリーズを見直し、響鬼のかっこよさ、佇まいが出せるように魂を込めて作りました。特に見ていただきたい所は、長汐さんの原型からアピールされていたセクシーなお尻! 直立時、前屈時、開脚時。お尻から脚にかけての筋肉の流れをリアルに再現できるよう、とりわけ股関節の設計にはこだわりました。そしてデジタルならではの精緻なディティールを入れたベルトや変身音叉などの小物類もおススメです。ぜひ手にとっていただき、遊びつくしていただけると幸いです。

機構アドバイザー 南田香名

私にとって響鬼は特別思い入れの強い作品です。同時に人体モチーフのライダーでもあるので、人型可動フィギュアを再設計する絶好の機会とも捉え、各関節の見直しを始め、新機構としては腕に連動する肩甲骨や、褌デザインを利用した股間部の可動範囲の拡大といったアイデアを練っていました。自分での実製作はかないませんでしたが、そのバトンを真骨彫カブトの長汐さんチームが引き継いで下さり、こちらのアイデアを相当取り込んで下さいました。練り込みの甘いところ等もあり相当無茶振りだったかもと申し訳なくも思いますが、自分で造形する以上に素晴らしいと感謝したくなる造形にまとめて下さいました。この響鬼、本編同様「背中で語る漢」に仕上がっています。そのたたずまいをご堪能下さい。

プロダクトディレクション 山本 剛

「本物感」というキーワードの元、カブトと同じスタッフが再び結集しました!今回も原型から製品完成まで、モノ作り視点から総合的に関わらせていただきましたが……とにかく良い意味で手間を掛けてます!前回のカブトで得たノウハウやフォルムバランスをベースに、筋肉の流れを意識した響鬼特有のボディラインの追求、より自然な造形と可動の両立を目指す新しい関節機構など、響鬼というキャラクターを更に引き立てるための新しいチャレンジが髄所に盛り込んであります。また塗装は、紫の色を重ねる事で濃淡による陰影を作り、より立体感と深みのある質感を表現しました。製作スタッフ陣の知恵と技術を凝縮したこの響鬼。テレビの中から飛び出して来たような「本物感」を、ぜひ手に取って遊んで感じてみてください!

ラインナップ


S.H.Figuarts 仮面ライダー響鬼

S.H.Figuarts 仮面ライダー響鬼
2014年8月30日 一般店頭にて発売

  • ■価格(税8%込):5,400円
  • ■全高:約140mm
  • ■セット内容:本体、
       音撃棒〈烈火〉(手持ち用、腰取付用)、
       変身音叉〈音角〉(手持ち用、腰取付用)、
       ディスクアニマル(手持ち用、腰取付用)、
       交換用手首各種、音撃棒〈烈火〉炎パーツ

真骨彫シリーズ第2弾!
S.H.Figuartsシリーズで初商品化の
「仮面ライダー響鬼」。

骨・筋肉の造形を経て、第1弾のカブトとは異なった響鬼特有のボディラインを再現。
アクションすることによりできる関節機構の隙間の改善に取り組み、「造形」と「可動」の両立を
極めた股間節、肩甲骨。
光の反射によって印象が異なるボディのカラーリング。紫の色を重ね、濃淡により陰影を表現する
ことで立体感を演出!

CONTENTS

※画像はイメージです。

©石森プロ・東映