≫[お詫びとお知らせ] 2018年3月新商品 発売時期・発送時期変更のお詫び

漫画家・永井豪氏の画業デビューから2017年で50年となる。

永井豪氏の類稀なるエスプリのもと生み出されたヒーローが、バンダイコレクターズ事業部によって新生の時を迎えた。それがダイナミッククラシックス(通称/D.C.)である。D.C.の特徴は、アニメーションで表現されたヒーローの形状と色彩を徹底検証し、現代の最新技術で造形する点にある。これまで両立することの無かった、アニメーション準拠の造型と超合金魂としてのプレイバリュー。それらを共に併せ持った初めてのシリーズなのだ。

D.C.は超合金魂を中心に、S.H.Figuartsなどバンダイコレクターズ事業部のカテゴリーを横断し、
最もふさわしいフォーマットで商品化が行われる点にも特徴がある。2017年1月発売のマジンガーZは超合金魂、デビルマンはS.H.Figuarts……時代を超えて愛される永井豪氏のヒーローが次々とラインナップ!!かつて少年だった大人へ贈る、D.C.の今後の展開に期待せよ!!

『UFOロボ グレンダイザー』はシリーズの中盤において、いくつかの新展開が行われた。最も大きなものがダイザーチームの結成であり、ダイザーチームの中核を為すのがダブルスペイザーだ。ダブルスペイザーに乗り込むのは、かつてマジンガーZを操縦していた兜甲児で、スタイルはホバーパイルダーとブレーンコンドルを思わせる。

D.C.シリーズのダブルスペイザーは飛行状態、着陸状態を機首や翼の可動で再現しながら、グレンダイザーとのコンビネーションクロス(合体)を実現している。この合体は、ジェットスクランダー式であるため、一見大変シンプルに見えるのだが、機首のポジションという大きな問題点が存在した。映像作品どおりの合体だと、ダブルスペイザーの機首はそのまま頭部の後ろにある。しかし、その絵面をそのまま立体で再現すると、飛行ポーズを取る時に機首と頭がぶつかってしまうのだ。この矛盾を解決することが、ダブルスペイザーD.C.の課題となる。ちなみに2000年に発売された「超合金魂GX-04グレンダイザー」では、機首を可動させて上に逃がすアレンジを施していた。しかし、映像への形にこだわるD.C.シリーズは、そこに背を向けられない宿命にある。
かくして、様々な検討案が作られたのちに、ダブルスペイザーの機首を中心にパーツを交換することで結論となる。こうして映像作品通りの合体スタイルの再現を達成できたのだ。

※機能面の説明のため、CGと最終の商品が異なる場合があります。


映像作品の形状を優先したタイプ。機首がコンコルドのごとく前に折れて着陸状態に変化する。

合体用機首パーツにはグレンダイザーとの合体ジョイントが内蔵されている。


ダブルスペイザーの作業は、まずダブルスペイザーとしての理想的な形状を導き出すところから始まった。前野圭一郎(T-REX)氏が作成した設計データに、監修の越智一裕氏が映像作品上のサイズを想定したダブルスペイザーを書きこんでいる。

設定サイズのダブルスペイザーを設計データ上で合体させたもの。ダブルスペイザーはサイズを若干小さくしたBタイプ(下図)も用意されたが、いずれも機首がグレンダイザーの頭からはみ出していることがわかる。


ダブルスペイザーの合体ポジションを後ろにずらすことも想定された。しかし、そうすると合体時のシルエットが映像作品と大きく異なる現実が待っていた。

やがて、コンビネーションクロス用の機首を用意する結論に至った。これで映像作品のシルエットを保てるようになる。


越智氏によるダブルスペイザーD.C.の形状修正案(左)と彩色指定。映像作品の形状を優先したタイプは、これに則って作られている。

(文:五十嵐浩司/アニメーション研究家)

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グレンダイザーと合体する空飛ぶ円盤、それがスペイザーだ。スペイザーは機体内部にグレンダイザーを収納し、頭部と上半身以外を包み込む。まさにグレンダイザーと一心同体ともいうべき大型メカである。

超合金魂グレンダイザーD.Cの企画が立ち上がった時、スペイザーは必須条件として盛り込まれた。グレンダイザーにはスペイザーと合体することを考慮した関節可動、スペイザーにもグレンダイザーを収めるための機構が必要となる。そのため、グレンダイザーとスペイザーはほぼ同時に企画が進んでいった。

D.C.シリーズのコンセプトとして、映像により近いディテールとカラーリング、そして最新技術を用いた可動アクションが挙げられる。そういった観点から見た場合、グレンダイザーとスペイザーの合体は、単純そうに見えながらも実はハードルの高い作業となった。

スペイザーにグレンダイザーを収納する――それだけなら初代デラックス超合金グレンダイザー(1976年発売)が既にクリアしている。スペイザーを映像に近い形状に近づけて合体させる――超合金魂GX-04グレンダイザー(2000年発売)はそこもクリアした。しかし、本体とスペイザーとのボリュームを優先させるために大腿部を縮めている。2015年発売のスーパーロボット超合金のグレンダイザーは合体時に足の付け根を90度回転させ、膝を曲げるアイディアを導入した。

しかし、グレンダイザーD.C.は足を縮めたり、足の角度を変えたりすることなくスペイザーと合体させることを念頭に置いている。そこにはD.C.シリーズのコンセプトという揺るぎない信念があったからだ。かくてブラッシュアップにブラッシュアップを重ねた結果、たどり着いたのがスペイザーD.C.である!!

※機能面の説明のため、CGと最終の商品が異なる場合があります。


スペイザーの設計データ(決定稿)。まさしく円盤の形状をしている。


合体状態。グレンダイザーがしっかりと正面を向いている点にも注目してほしい。合体のために頭部関節にも工夫が込められているのだ。


合体アクション。スペイザーの後部が開いてグレンダイザーが収まっている。ブースター部が大きく 前にスライドする動きと、ヒザを少しだけ上にあげた状態はテレビアニメの設定資料に準じたものだ。


グレンダイザーとスペイザーのサイズ比較。円盤部分の直径は約180ミリ。スーパーロボット超合金のグレンダイザーとスペイザーと、ほぼ同じ対比とながら、足を伸ばしたまま合体することが出来る。また、サイズも二回り大きくなっている。


スピンソーサーとドリルソーサーも再現している。発射後の翼端は 青でペイントされる。


合体用のアダプターも付属。これはグレンダイザーがスペイザーの中をなめらかに滑る場面を再現するためのものだ。そしてデラックス超合金グレンダイザーの頃からの悩みのタネだった、腰の塗装剥がれを防止するためのパーツでもある。

(文:五十嵐浩司/アニメーション研究家)


兜甲児が駆るTFOも付属。窓にはクリアパーツを使用。

スペイザー・クロスは劇中同様にグレンダイザー(別売り)を収納可能。
専用のアダプタでスムーズな合体を実現!


ダブルスペイザーは2種類の機首を用意。劇中の設定に合わせた可動する長い機首、そしてグレンダイザー(別売り)とコンビネーション・クロスする際に頭部の干渉を避けるための短い機首との選択が可能。


専用台座が付属。グレンダイザー(別売り)に付属の台座との組み合わせも可能。

※「超合金魂 GX-76 グレンダイザー D.C.」は別売りです。

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初回特典として、「グレートマジンガー D.C.」「ゲッター1 D.C.」には握手用手首パーツがそれぞれ付属。
ダイナミックロボット同士による、感動の握手シーンが再現できる。
※初回特典は無くなり次第終了となります。

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電撃ホビーウェブでは、超合金魂 D.C.シリーズに関する特集記事を公開中!アニメーション研究家にして超合金の語り部、五十嵐浩司氏(TARKUS)が、この商品の企画背景や、開発に関わる人々を深く掘り下げていきます。

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第2回――超合金魂の原点「マジンガーZ」に今立ち返る
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第1回――超合金魂の原点「マジンガーZ」に今立ち返る
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