コラム フィギュア王No.236の特集ページにて、デジモン「超進化魂」最新情報公開中!!

発売中の『フィギュア王No.236』(ワールドフォトプレス刊)では、デジタルモンスター生誕20周年を記念して、アニメ『デジモンアドベンチャー』『デジモンアドベンチャー02』、そして『デジモンアドベンチャーtri.』をメインに据えた大デジモン特集を実施!! アニメ版を中心としたデジモンファン必見の特集記事となっている。

『フィギュア王 No.236』に掲載された、「超進化魂」情報の一部。

そして、この特集にはバンダイ コレクターズ事業部の最新デジモン変形トイ「超進化魂」の最新情報が満載!! 現在へと連なるデジモン変形トイの系譜や、世界初公開となる開発資料も多数掲載されている。 ここでは特別に、特集にて行われた「超進化魂」開発スタッフ座談会の一部を抜粋してご紹介しよう。

■座談会参加メンバーは、バンダイにて入社以来デジモンに関わり、10周年や15周年のプロジェクトにも参加してきた“ターゲット西澤”と、バンダイの関連会社プレックスにてデザインを手掛ける鶴巻拓也氏、山下貴斗氏。仕事というよりファン目線のこだわりが光る商品がいかにして生まれたのか、その経緯と熱い想いの丈が語られている。

西澤:もともとの超進化シリーズは、初期はウィズさんが単独で、途中からプレックスさんも加わって一緒に作っていたんです。だから、渡辺けんじさんとウィズさんの監修に加えて、今回はプレックスさんに声を掛けるのがいいなって。

鶴巻:僕と山下は、プレックスで普段「仮面ライダー」「スーパー戦隊」といった作品に関わらせていただいているんです。

西澤:プレックスさんとライダーや戦隊でお仕事するときは、ボーイズトイとして子供向け、ということで自制心が掛かってる。そこをコレクター向けに(自制を)掛けないとどうなるかってところが今回のトライアルなんです。もちろん大人向けだからといって複雑になりすぎてもいけないんですが。

鶴巻:普通のコレクター向けフィギュアというよりは、変形することが面白い玩具的アプローチの強いアイテムにしたいという説明を受けました。デジモン世代だったので、とても嬉しかったですね。僕はいま32歳だから、リアル世代よりはちょっと上なんですが。

山下:僕は25歳なので、ちょうどですね。

西澤:一番ドンピシャ世代ですね。

■誌面には「ウォーグレイモン」「メタルガルルモン」の開発スケッチや資料に加えて、第3弾となる「ディアボロモン」の資料も掲載!! さらには開発中の「アルファモン」検討用試作モデルが本邦初公開されているのだ!

西澤:実は一番最初に描いてもらったデザイン画はアルファモンだったんですよ。アルファモンをイベントで最初から展示していたのは、企画の最初がアルファモンだったからなんです。

イベント「魂ネイションズ10thワールドツアー“大阪”」でのアルファモン展示の様子。

鶴巻:アルファモンは山下が担当させてもらっていたものです。

西澤:お願いしたら変態な変形試作が上がってきて(笑)。実は超進化魂の機構試作は、紙とスチレンボードでやっています。

山下:最近は3Dプリンターを導入することもあるんですけど、一番手っ取り早いのは紙ですね。軸は爪楊枝です(笑)。

■デジモンの「進化」という物理的に不可能な変形を実現させるなかで、重要視するポイントは「遊べる」ことだと語る3人。記事には、技術だけではないセンスが問われる開発の裏話が満載となる。

鶴巻:旧玩具の変形システム自体は秀逸で、いま見てもそんなに遜色がないんです。

山下:だから具体的には何をどうしたいか、並べて検討したんです。ウォーグレイモンの場合は、脚のオレンジを一番再現したかったんですよ。変形方法を色々細かく変えて、全体の変形のイメージは変えずに、旧玩具の遊び心地も再現しながら、それを実現しています。

西澤:バンダイのコレクターズ事業部として、「出来がいい」「カッコイイ」に加えて、「遊べる」って部分を大切にしたいんです。

鶴巻:フィギュア的なアプローチではなくて、玩具的アプローチから生まれた変形フィギュアなんです。

画像左:1999年発売の「超進化シリーズ」/画像右:2017年11月発売予定の「超進化魂」

■ここに抜粋した以外にも、超進化魂への意気込みや開発秘話の数々が登場。今後のラインナップなどへの言及もあるので、ぜひ座談会全文を発売中の『フィギュア王No.236』にて楽しんで欲しい!!

鶴巻:玩具とフィギュアの良いとこ取りをしているので、買っていただいて楽しんでいただければ幸いです。

山下:まずはウォーグレイモンを手に取っていただければ、いい玩具だなって素直に思ってもらえるかと思います。とにかく手に取って、遊んでいただきたいですね。

西澤:スタッフ側がすごくホンキです。テンション高く熱くやっています。11月にはウォーグレイモンが発売されますので、それを購入したうえで、12月の「TAMASHII NAITION2017」でこの先の展開を見ていただく。そんな流れにぜひみなさんも乗っていただけたら嬉しいですね。ディアボロモンを倒すために世界中の子どもたちが力を貸したように、みなさんの力を是非我々にお貸しください!

■最後に、魂ウェブでしか読めない記事として、誌面の都合で惜しくも割愛した、ディアボロモン監修にまつわるエピソードを、ウェブ初公開画像とともにご紹介しよう。

鶴巻:ディアボロモンの開発にあたっては、映像を見ながら「あ、コイツこんな顔なんだ。背中のトゲは4本だったんだ!?」とか、発見が結構ありましたね。トゲの本数といった固有の特徴は、変形の都合上オミットしてはいけないところだと思うので、そこはできるだけ劇中に合わせるように意識してるんです。そのうえで渡辺けんじさんに監修してもらうと、そこでまた新たな発見があるんですよ。

西澤:かなり細かいところまで渡辺さんに見てもらっています。ディアボロモン時の足のツメの形が、実は最初に展示した試作では間違っていて、それを最終版に向けてこっそり直したりとかしています(笑)。

鶴巻:一番驚いたのがケラモンの脚のスカート状になった部分の先に、ツメの様なディテールがあるんですね。指摘されて初めて知りました。確かに渡辺さんが描いたイラストは、ちゃんとそうなってるんですよ。

山下:そういうのが一番面白いですよね。ファン目線になってしまう。「そうだったんだ!」って。

鶴巻:監修して頂いて良かったです。

西澤:まだ商品が出ていないので、ユーザーのみなさんにはまだ分からないところが多いかと思いますが、いよいよディアボロモンのあたりから「超進化魂」のコンセプトがはっきり見えてきますので、皆さん期待してお待ち下さい!

  『フィギュア王 No.236』

ワールドフォトプレスより2017年09月25日発売
定価1200円(税込) http://www.monoshop.co.jp/products/detail.php?product_id=6454

≫DIGIVOLVING SPIRITS デジモン超進化魂 スペシャルページ

超進化魂

かつての選ばれし子どもたちに贈る―。2000年代前半に、世界中で大ヒットした変形フィギュアの金字塔、「デジモン超進化シリーズ(Digivolving Series)」の「進化」を「変形」で再現するというコンセプトを、極限まで追求。進化前の「可愛さ」と、進化後の「カッコよさ」「プロポーションの良さ」を最新の技術とシャープな造形で表現。
一部にダイキャストやメッキも使用し、素材感にもこだわって立体化する。究極の大人向けデジモン変形フィギュアを目指していくのが、この「超進化魂」シリーズである。

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